私はこうだからトユウナニカ

ゆっくり死んでゆく。

明日もゆっくり死んでゆく
今日をゆっくり死んでゆく

私は只今「療養中の身」なのだから。

ここは地獄じゃ、ない。
心の中が、地獄なのだ。

昨日まで約1ヶ月、入院していた。
昨日までのことを、昨日の事のように思う。

私は精神病患者として強制収容されていた。
自分との付き合いが私は今年、22年になる。

私の誕生日は1月18日。
その日も、18日だった。
私は社会から隔離された保護室に居た。

年を越したのも保護室でのことである。
その後有料個室へ移り、任意入院に切り替わり

病名が宣告された。

統合失調症だった。

明日は明日が来ないことにはわからない。
「私」なんてないんだ。明日は限りない。

明日なんて切りがない。私はそう思う。
それさえしっかりしていさえすれば

私は私の本質を捉えている、と思う。
本質とは情緒であるべきだ。

情緒が安定していなければ
おぼつかない足取りになる。

とりとめのない思考
それはいつか現実になる
それはいつか命取りになる。

私は生まれつき、頭が不自由だ。

しかし、
私にはまだ実現化するまでに
私に残された時間はたっぷりある。

1度、希死念慮から死にかけた。
車と歩行者の接触事故に遭い
事故当日はそのまま帰宅。

翌日に血痰がでるのでノコノコ昨日運ばれたのと
同じ病院へ行き、肺挫傷、肝損傷、脳挫傷
複数箇所の所見が認められ、急遽入院と相なった。

経過観察のため一週間は入院
一週間と数日で退院の許可がおりた。

しかし、
死の淵(内蔵破裂の危機)からは逃れ
私(の心身の身)は五体満足の健康体である。

プラトニック・スウサイド

人生の目的は、如何に死ぬかを
思考すること、言葉に残すこと。