大きなお友達

おもに子供向けイベントに
子供に混じって観客として
参加する大人を指す語。

子供向けイベントなどで
進行役のお姉さんが子供たちに
呼びかける"小さなお友達"の対義語であり

婉曲的に用いられる表現
として当用語が有名になったが

近年ではマーケット拡大を視野に入れた
イベント主催者やメーカーなどが

高い購買力を持つ彼らを積極的に
取り込む動きも見られるようになった。

遠い昔、私(等)は子供だった。
生まれて22年の月日が流れた。
私はいつまでも子供でいたい子供だった。

私はじゃんけん大会に参加し
私より年の若い(?)他の「小さな」お友達が
私より先に景品である"柄物のお皿"を
手渡されるのが、納得いかない心もちでいた。

今は成人にして、女性で162cmある。
確かに、私の身長は昔も今も高い方だった。
(座高はそれなりに低いので、短足ではないが)

大人に可愛がられたかったのだろう。
いつまでもお子様ランチを注文し
いつまでもお子様用の塗り絵を貰って喜んだ。

今となっては子供みたいな身長なら
子供として大人から可愛がられる
というわけではないとわかる。

私の思う大人とは、やさしい兄のような存在だ。
私には兄弟がいない。だから可愛がられたかった。
のだろうと推測する。(逆説的はあるが)

私は長女だった。早く大人になりたかった。

大人になった今、子供扱いされ、腹立たしい。
勿論、障害のせいで幼く見えるのかも知れない。
統合失調症で頼りなさそうにしているから。

しかし、やはり私には人権がないのだと感じる。