声を観る

観世音菩薩とは
世の中のなやめる衆世の音
すなわち声を観て、いつでも
どこでも、すぐ助けに来て下さる
如来の慈悲の働きを象徴している。

音を聞くと言わないで
音を観るというのは
なぜかというと

音を聞くというのは単に
我々人間が耳という肉体的聴覚
によって音を聞くだけのことをいう

のにたいし、心を持ってその音の
本質を洞察する場合には
「音を観る」という。

心をすませば聞こえる声(心の声)がある。

その時々の感情に付き従うこと。

神は自分の中、自分の外、どこにでもいる。